「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ？」「はぁ？　殿下、... もっと見る

「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ？」「はぁ？　殿下、アンタついに頭沸いた？」　私は思わずそう言った。　だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。　＊＊＊　私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。　お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。　だから父からも煙たがられているのは自覚があった。　しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。　「必ず仕返ししてやろう」って。　そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。※本作は『カクヨムWeb小説短編賞2021』の中間選考に残りました。

わたしこと森山帆香は、中学時代の先輩・高槻奏佳に特別な思いを抱いている。先輩の実... もっと見る

わたしこと森山帆香は、中学時代の先輩・高槻奏佳に特別な思いを抱いている。先輩の実家は学業と恋愛成就で有名な神社。神様に頼るまでもなく高校への合格を決めたわたしは、もうひとつの御利益にすがるべく先輩のいる神社へと赴いて……。※本作はノベルアップ＋にも掲載されています。

書けなくなった作家志望者が縋ったのは料理という代償行為。けれど生来のズボラから代... もっと見る

書けなくなった作家志望者が縋ったのは料理という代償行為。けれど生来のズボラから代償行為まで楽をしようとする。愛と感動にはならない打算に満ちたシャープ　ホットクックKN-HW24E ¥53,880 活用記録（と、たまに猫）。──の、コンテスト用、出張よりぬき版。お気に召しましたら、本編どうぞ ↓https://kakuyomu.jp/works/16816452219820509966

カフェでJKを観察するだけの話です。この紹介文に嘘はない。嘘ではないです！...

【カクヨムコン短編中間選考突破！】ブラック企業で精神を病み、休職を余儀なくされた... もっと見る

【カクヨムコン短編中間選考突破！】ブラック企業で精神を病み、休職を余儀なくされた主人公・小鳥遊大翔（たかなし ひろと）。ある日大翔が買い物から帰ると、家に見知らぬ女がいた。「黒いワンピースにとんがり帽子といったら？」「魔女！　魔女なんですよ私！」「魔女といえば魔女狩りでしょ！？」これは、大翔と自称魔女の「再会」の物語――【キャラクター】◆主人公：小鳥遊大翔（たかなし ひろと）主人公。人間。男。25歳。大学卒業後初めて勤めた会社がブラック企業で、精神を病んで休職中。◆ソフィアメインヒロイン。魔女。どM。ある日大翔の家に突然現れた、どMで明るい魔女。

世捨て人が山奥の洞穴に昔日の住人の生活跡と奇妙な文書を発見する邪神ホラー（あとが...

後輩に、突然水をぶっかけられた。先輩：普通の人。呪われてる。後輩：サークルの後輩...

2023.6.23　SF週間ランキング104位！大学で植物の光合成に関する研究を... もっと見る

2023.6.23　SF週間ランキング104位！大学で植物の光合成に関する研究をしている神田　啓（かんだ　けい）は、研究に行き詰まっていた。そんな時、研究材料である緑藻に同化する夢を見たことから、恐怖に駆られ行方不明となる。＜登場人物＞神田　啓（かんだ　けい）主人公25歳博士1年柳田　晃教（やなぎた　あきのり）主人公の研究室の教授不破　猛（ふわ　たける）主人公の研究室の先輩博士3年手嶌　俊郎（てしま　としろう）主人公の通う精神病院の主治医神田　啓司（かんだ　けいじ）主人公の父親神田　紀恵（かんだ　のりえ）主人公の母親神田　隼人（かんだ　はやと）主人公の弟

　母にとっての私は、まさに奴隷のような存在だった。あらゆることを禁止され、ただ命... もっと見る

　母にとっての私は、まさに奴隷のような存在だった。あらゆることを禁止され、ただ命令をこなし、なにも考えることなく毎日を過ごす。異世界の奴隷すら、まだマシだと思えるぐらいに。　そんな代わり映えのしない日々の中で、SNSの中に居場所を見つけた私。リアルの誰よりも気遣い、優しくしてくれる仲間たちと過ごすうちに、いつしかリアルが自分にとって、どれだけ過酷なモノか思い知る。　過去に置いても、ただ母の言う通り。母に捨てられないコトだけを気にかけていた。1人になったらどうしよう。母にまで捨てられたら私は……。その刷り込まれた記憶たちが、母への抵抗力を失くす元凶だとも知らずに。　そして非リアルな仲間たちを巻き込んでの脱出劇が始まった。「私はもう、あなたの奴隷でいることを辞めるから……」

ある朝、主人公の神代浩太は電車の中で痴漢されている美人で背の高い女子高生を見つけ...

　遥野郷の最奥、その里では恋をした女は光る。　東国全土における山村調査中、私はそ... もっと見る

　遥野郷の最奥、その里では恋をした女は光る。　東国全土における山村調査中、私はそんな伝承とも迷信ともつかぬ話に出くわした。　怪我をして行き倒れた私を介抱してくれたのは、阿古（あこ）という子どもだった。　東の果ての隠れ里で起きた、愛憎幻想伝奇譚。※カクヨム掲載中の『かすみ燃ゆ』は、今作の本編であり、一部に重複表現があります。※本作は『かすみ燃ゆ』の前日譚ですが、今作だけでもお読みただけます。※残酷描写、暴力描写、性描写がありますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の... もっと見る

覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。「そうだ、弱味を聞き出そう」弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。「あたしの好きな人は、マーくん……」幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ？

マッチ売りの少女に転生していた女性大人の知恵でマッチに付加価値を付けて売り出すと...

ラキ１７才。テスト期間中はママからSNS断ちさせられる。ママがその間、ラキになり... もっと見る

ラキ１７才。テスト期間中はママからSNS断ちさせられる。ママがその間、ラキになりすましたせいで、大変な事になる。クラスのみんなも、親友の美月や花音ちゃんまでが私に冷たくなった。そんな中、本命のソラ君に呼び出されて、体育館の裏で……。

ペット飼育不可のアパートの一室に住んでいる理菜。そのアパートの隣の部屋に、猫連れ... もっと見る

ペット飼育不可のアパートの一室に住んでいる理菜。そのアパートの隣の部屋に、猫連れの住人が引っ越してきた。猫の名前は、チャー。ロクに手入れもされていないボサボサの被毛に覆われた、猫にしては大きめのそのコは、しばしば飼い主から締め出しを食らうらしく、いつも玄関のドアの前でじっと座ってドアを見つめていた。これは、そんなチャーと理菜の物語。ペットを飼うという事は、そのペットの命に最期まで責任を持つということ。その事を、少しでも感じていただけましたら、幸いです。※最後はハッピーエンドな感じです(*^-^*)

子供にピアノを習わせる親は、多かれ少なかれ「才能あるかも？」という期待を胸に抱く... もっと見る

子供にピアノを習わせる親は、多かれ少なかれ「才能あるかも？」という期待を胸に抱く。僕もそんな一人だった。でも親バカと笑うなかれ。それだって子を思う親の愛情なのだから。この物語は、僕自身とその息子の経験に若干脚色を加え、設定も変えて執筆したものです。したがって、ここに出てくる人物は、実在の人物及び団体とは関係ないものとします。

人生に絶望した俺は、学校の屋上から飛び降りようとしていた。そんな俺に君は、声をか... もっと見る

人生に絶望した俺は、学校の屋上から飛び降りようとしていた。そんな俺に君は、声をかけてきた。「その命、もったいないから私にちょうだい？」「何言ってんだ、お前」ちょっと頭のおかしい同じ学校に通うアイドルと一日デートすることになった。

これは私が実際に経験した話です。いやー、こんなこともあるんだなー。...

【あらすじ】南北朝時代、南朝の宰相、そして軍師ともいうべき、准后（じゅごう）・北... もっと見る

【あらすじ】南北朝時代、南朝の宰相、そして軍師ともいうべき、准后（じゅごう）・北畠親房、死す。その兇報と共に、親房の臨終の言葉として、まことしやかに「その一言」が伝わってきた。「年明けこそ鬼笑う」――と。親房の最期の言葉は何を意味するのか――楠木正成、新田義貞、高師直、足利直義といった英傑たちが死し、時代は次世代へと向かう最中、ひとり生き残った足利尊氏は、北畠親房の最期の機略に、どう対するのか。【登場人物】北畠親房：南朝の宰相にして軍師。故人。足利尊氏：北朝の征夷大将軍、足利幕府初代将軍。足利義詮：尊氏の三男、北朝・足利幕府二代将軍。長兄夭折、次兄が庶子のため、嫡子となる。足利基氏：尊氏の四男、北朝・初代関東公方。通称・鎌倉公方だが、防衛のため入間川に陣を構える。足利直…続きを読む

【すぐ読める短編】物静かな美少女と2人きりで補習。しかしその直前に俺はある「噂」...