――　人が恋するというのは苦痛の始まりだ　――気付けばいつも彼女を目で追っていた... もっと見る

――　人が恋するというのは苦痛の始まりだ　――気付けばいつも彼女を目で追っていた。最初は「奇麗な人」とだけ思った。でもそれは日に日に私の中に入ってくる。そしていつしか私は彼女を好きになっていた。ソフトな百合が書きたくなりました。百合は尊いです。私、紳士なので眺めているだけで良いです。ですので軽く百合ます。……うちのみさきSから実際のドロドロした同性愛の話聞かされたので反発中です!!

あれは中学一年の秋だった。明日は遠足の日だ。隣県の名勝地をバスでめぐるという日帰... もっと見る

あれは中学一年の秋だった。明日は遠足の日だ。隣県の名勝地をバスでめぐるという日帰り旅行である。その明日をひかえ、私は早めに寝床に就いた。しかし、その夜、死んだ祖母の声が枕元で聞こえた。「明日の遠足はあぶないよ」

一月十七日。消え行く、あの日の記憶を短く拾う。「不定期実話」の「番外編 市役所マ... もっと見る

一月十七日。消え行く、あの日の記憶を短く拾う。「不定期実話」の「番外編 市役所マン」を短編として切り出しました。内容は同じです。タイトルは不定期実話からそのまま「市役所マン」としましたが、特に役所や仕事に関係することを描いているわけではなく、虚ろになりつつある体験をただ文字として残すものです。

異世界に転生したら全裸でした！...

　――――おっぱいには夢が詰まっている。　子供の頃、俺はそう信じていた。　しかし...

カクヨムコンweb小説短編賞２０２１・特別賞受賞作品...

芽吹き、花を咲かせ、そして散り種を落とす。終わることの無い生命の循環。誰も見てい... もっと見る

芽吹き、花を咲かせ、そして散り種を落とす。終わることの無い生命の循環。誰も見ていない今この瞬間も行われている自明の行為。そんな取り留めもない一人の少年のとある一日。終わることの無い日々に、蝶が舞い寄る日もあるのかもしれない。◆　◇　◆　◇　◆マリーゴールドの花言葉は『絶望』『嫉妬』そして『生きる』

※筆者の筋肉知識は３くらいです。筋肉に関する部分は雰囲気で読んでください。ぽっち... もっと見る

※筆者の筋肉知識は３くらいです。筋肉に関する部分は雰囲気で読んでください。ぽっちゃり体型を理由に好きな人から振られてしまった松渋千代子は、痩せてきれいになり、彼を見返してやろうと決意する。食事制限、痩身サプリ（運動は最後の砦）とあれこれやってみたけれど、ちっとも思うように痩せない千代子。そんな日々を過ごしていたある日、彼女は二匹の妖精と出会う。魔法少女になろう。魔法少女は痩せるよ。そんな甘い言葉に誘われて『魔法少女マッシヴ★チョコリーナ』になった千代子だったが――？！全7話です。海よりも広い心で読んでいただけれは幸いです。

普通に生活していたのでは経験することにないような不可思議にも詳しい知識と臨死体験... もっと見る

普通に生活していたのでは経験することにないような不可思議にも詳しい知識と臨死体験を持った七沢ゆきのと、その歴戦の雄姿にツッコミを入れる救急外来看護師・朝樹さんの医療？エッセイです。「死にそうな目にあわせるけどけして死なせない」守護霊がついてるらしい七沢の陽気な三途の川ツアーの数々と、キレキレの朝樹さんのツッコミをどうぞ！※カクヨムコン応募のための厳選版です。ご興味を持たれましたら同名の長編エッセイもどうぞ！（小説家になろうでは朝樹さん名義で投稿されています。共著です。カクヨムでは七沢名義で投稿する許諾を得ています）

魔王を倒す勇者のパーティーに参加を命じられたエルフ。勇者よりも魔王よりもエルフの... もっと見る

魔王を倒す勇者のパーティーに参加を命じられたエルフ。勇者よりも魔王よりもエルフの心を惹き付けたのは、赤毛赤髭のドワーフ。愛するドワーフに髭を剃ってほしいエルフと、髭を剃りたくないドワーフ。そんなエルフとドワーフの恋の旅の物語。みたいなラブコメファンタジーにしたかったんだけど、なんかちょっと違った。（カクヨムWeb小説短編賞2021中間選考通過してるんですマス）全４話

腕の立つ暗殺者であった過去をひた隠しながら『普通の娘』として生きるサザは、働く酒... もっと見る

腕の立つ暗殺者であった過去をひた隠しながら『普通の娘』として生きるサザは、働く酒場の突然の閉店により突如仕事を失ってしまう。　全く仕事の見つからないサザを心配した仲間が取り付けてきたのは、国の英雄と呼ばれる剣士であるユタカと結婚話だった。　英雄らしからぬ素朴な優しさを向けてくれるユタカに戸惑いつつも、正体を隠しながらしぶしぶ結婚生活を始めたが、ユタカが暗殺者に襲われ、サザを助けようとして大怪我をしてしまう。サザは自分を守ってくれたユタカのために、首謀者を突き止めることを心に決めるが……暗殺者であった過去を抱えながら生きる娘が、女であること、愛する人への秘密に悩み、血を流しながら必死で生き抜いた一年の物語。―——優しすぎる青年剣士と訳あり元女暗殺者の、最強同士の突然始まった結…続きを読む

魂を狩りにいったら、ターゲットの少女から『私とお付き合いしてください！』と告白さ... もっと見る

魂を狩りにいったら、ターゲットの少女から『私とお付き合いしてください！』と告白された。『おい、待て、俺が見えているのか？』。どうやら少女にはとてつもない霊能力が秘められているらしい。死神と人間が付き合うなんて前代未聞。でも、1週間だけなら不可能ではない。『お前に死神としての適性があるのかテストする』という名目でスタートした交際の最終日。少女がかつて通っていた学校で『私を守ろうとして命を落とした男性教諭がいた』という昔話を聞かされる。少女の口から紡がれる本当の想いとは……。死神になれる人間の条件とは……。そんな一夏の物語……。

３年前に死んだはずの綾条あやのが目の前に現れて転生を勧めてきた。え、いや、「死ね... もっと見る

３年前に死んだはずの綾条あやのが目の前に現れて転生を勧めてきた。え、いや、「死ね」ってこと？でもどうやら彼女は俺に恩を感じていて、その恩返しをしたいだけらしい。一度死んだ彼女の言い分が本当なら、俺も転生できるはずだ。転生したら今のこのブラック企業からブラック企業を渡り歩く負のスパイラルからも抜け出せるかもしれない。きっとそうなるに違いない！飛ぶぞ飛ぶぞ！　俺は飛ぶぞ！そう意を決して現世にお別れを告げた。さあ、これからは自分が主人公の最高の世界が待っている。来世こそ本気出す……って、新しい世界の方がめちゃめちゃブラックやないかーい！！

あいつが好きかと問われれば、もちろん好きだ。あいつにもし恋人ができたとしたら、き... もっと見る

あいつが好きかと問われれば、もちろん好きだ。あいつにもし恋人ができたとしたら、きっと気が気でないだろう。しかしその感情は、恋と呼ぶには熟成されすぎていて、愛と呼ぶには軽薄すぎる。これは、幼馴染が抱える諸問題――『幼馴染シンドローム』を解決すべく、日夜不毛な討論を交わす男女の物語である。

『昔好きだったあの人、捜します』　そんな広告をクリックしてしまったのは、写真がほ... もっと見る

『昔好きだったあの人、捜します』　そんな広告をクリックしてしまったのは、写真がほんの少しあの人に似ていたからかもしれない。どうしても忘れることができない記憶を消すために、あの人の過去を調べようと思った。カクヨムコンのために5分短編集からの転載です

俺の嫁は目が見えない。結婚する前からずっとそうだ。俺は見えていなくても彼女が好き...

！！！　ここにきて　ラスト変えました！！　既読の方。ちょっとびっくりしてください... もっと見る

！！！　ここにきて　ラスト変えました！！　既読の方。ちょっとびっくりしてください(笑)。森岡比呂（もりおか　ひろ）は十六歳。従妹の美桜（みお）とともに彫刻をやっている高校生。しかし才能あふれる美桜にくらべ、比呂は何を作ってもイマイチ。そんな比呂の前に、邪悪な小人が現れる。小人は比呂の身体と引き換えに、彫刻を傑作にしてやると言うが……。簡単な取引で、作ったものを傑作に変えてくれる。そんな誘惑に勝てるクリエイターがいるだろうか。十六歳の比呂が出した結論に、あなたの意見を重ねてみてください。水ぎわは……どうなるか、わかりません(笑)

「私のペンラ、神器になってる！」私、東山えむるは「えむりん」として活動する売れな... もっと見る

「私のペンラ、神器になってる！」私、東山えむるは「えむりん」として活動する売れない地下アイドルだ。ある日、突然階段から突き飛ばされて命を落としてしまう。目が覚めると、私を推しだと宣言するテンションヤバめの神々しいオジサマがいて……。みんな誰かに推されてる！　そういうエネルギーの短編です！！！！

金森怜香、2021年に活動開始！その裏側を語りたい実は三度目の作家志望越えられな...

最近仲良くしている可愛い子が俺に「ざまぁ」をしかける事実を偶然知ったけど好きすぎ...