得るモノも、学びも、教訓も無いそれでも、そのひと撞きの瞬間は存在し、九つの玉の行... もっと見る

得るモノも、学びも、教訓も無いそれでも、そのひと撞きの瞬間は存在し、九つの玉の行方を推し量る、確かに生きてる実感があった。何にでもなれる背伸びしたオレたちのそばには、紙巻タバコと、ジッポーと、瓶ビールがあった。

高校一年生の「霧崎レア」は学校の放課後、自分の前の席に座るクラスメイトの男子が机... もっと見る

高校一年生の「霧崎レア」は学校の放課後、自分の前の席に座るクラスメイトの男子が机から１冊の書物を取り出す。表紙は真っ黒でタイトルさえも刻まれていない書物をクラスメイトの男子が開いた瞬間、表紙に魔法陣が浮き上がり、教室は閃光に包まれた。次にレアは目を覚ますと、自分の他に３人のクラスメイトが床に魔法陣が刻まれた煉瓦製の建物の中に存在する事を知り、さらにローブを纏った老人の集団に囲まれている事を知る。彼等が言うにはここは異世界の「ヒトノ帝国」という国家らしく、レアを含めた４人の高校生たちは世界を救う勇者として召喚されたという。勇者として召喚された４人は「ステータス」という魔法を扱えるようになり、この魔法を使用すると自分の視界に「職業」や「レベル」さらに「能力(スキル)」等が記された画面が表…続きを読む

五十年前、魔法は突然降ってきた。各魔法にはレベル1〜5までランクがあって、使用す... もっと見る

五十年前、魔法は突然降ってきた。各魔法にはレベル1〜5までランクがあって、使用するためには魔法を所有する必要がある。魔法の所有と使用が許可されたのは、魔法特別区と呼ばれる人工島。その島で津雲直人は、相棒の犬もといサル、メルティオラとともに魔法相続士として暮らしている。魔法相続士の仕事は、死亡した魔法所有者の魔法を相続させること。レベル4以上の魔法を相続させることができるのはその島で直人だけ。しかし、直人は、困っていた。直人がレベル4以上の魔法を相続せると肝心な魔法の効力が弱まってしまうからだ。そんな時、直人の事務所を一人の少女が訪れる。少女の依頼は『行方不明の父と姉を探してほしい』というものだが……。

男子高校生が投稿している無料小説投稿サイトにコメントが書かれた通知が来るんだけど... もっと見る

男子高校生が投稿している無料小説投稿サイトにコメントが書かれた通知が来るんだけど、見に行くと消えている話です。（誰もやらないと思いますが、やらないでください。怖いから）（作品中に出てくる無料小説投稿サイトは架空のサイトです。実在のサイトとはなんの関係もありません）『小説家になろう』様で開催中の『夏のホラー2021（お題：かくれんぼ）』に書いた作品です。自分のうっかり行動をふくらませてみました。これが私の精一杯……。（もっとどろどろ展開にしたかったけど怖くてできませんでした）検索した限り、これを書いた瞬間、『確連報』なペンネームの方はいらっしゃらなかったですが、もしいらっしゃったら、微妙な役どころでごめんなさい。

※この物語はフィクションであり、実在する組織・人物・事件・イベントは一切関係あり...

カオリがその能力に気づいたのは小学生の頃。学校裏サイト。遊園地に連れて行ってくれ... もっと見る

カオリがその能力に気づいたのは小学生の頃。学校裏サイト。遊園地に連れて行ってくれなかったお父さんの手掛けたプロジェクト。生意気なことを言った妹の大好きなアイドルユニットのホームページ。そしてお気持ち長文を垂れ流すアカウント。彼女が気に入らないと思ったものはとにかく炎上するようになっていた。自らの能力を抑え込みながら生きようとしていたカオリだったが、唯一能力のことを知った上で変わらず接してくれた妹が全身に大やけどを負ったことで復讐の為に動き出す。そんな彼女の前に、異能者たちの組織に所属する男が現れて……。

人類が、『ダンジョン』と呼ばれる地底迷宮より得られる資源に依存するようになってか... もっと見る

人類が、『ダンジョン』と呼ばれる地底迷宮より得られる資源に依存するようになってから、どれほどの月日が流れたのか……それは、探求大都市『東京』の人々にとっては覚えていても意味のないことであった。毎朝毎夜、人々はその日の糧を得るためにダンジョンへと足を踏み入れる。それは、マリー……そう己を自称することになる、『彼』もまた同じであった。※細かい部分を修正したやつを投稿していきます※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

この度ホビージャパン様にて書籍化することになりました。 3月1日にhj文庫より... もっと見る

この度ホビージャパン様にて書籍化することになりました。 3月1日にhj文庫より発売されます。 —————— 「俺は冒険者なんてさっさと辞めたいんだ。最初の約束どおり、俺は辞めるぞ」 「そんなこと言わないでください。後少し……後少しだけで良いですから、お願いします！　私たちを捨てないでください！」 「人聞きの悪いこと言ってんじゃねえよ！　俺は辞めるからな！」 「……でも実際のところ、チームリーダーの許可がないと抜けられませんよね？　絶対に許可なんてしませんから」 「くそっ！　さっさと俺を解雇しろ！　このクソ勇者！」 今より少し先の未来。エネルギー資源の枯渇をどうにかしようとある実験をしていた国があった。 だがその実験は失敗し、だがある意味では成功した。当初の目的どおり新たなエネルギーを見つけることに成功したのだ──望んだ形ではなかったが。 実験の失敗の結果、地球は異世界と繋がった。 異世界と繋がったことで魔力というエネルギーと出会うことができたが、代わりにその異世界と繋がった場所からモンスターと呼ばれる化け物達が地球側へと侵攻し始めた。 それを食い止めるべく魔力を扱う才に目覚めた冒険者。主人公はそんな冒険者の一人であるが、冒険者の中でも最低位の才能しかないと判断された者の一人だった。 そんな主人公が、冒険者を育てるための学校に通う少女達と同じチームを組むこととなり、嫌々ながらも協力していく。そんな物語。

　彼の名前は『あああんっ』。勇者である。　もちろん、その喘ぎ声じみた名前は自分で... もっと見る

　彼の名前は『あああんっ』。勇者である。　もちろん、その喘ぎ声じみた名前は自分でつけたものではない。彼を操るプレイヤーなる存在が、ふざけてそう名付けたのだ。まさか自分の名前が喘ぎ声になるだなんて……。　そんな勇者あああんっの冒険の物語。

　彼の名前は『あああんっ』。勇者である。　もちろん、その喘ぎ声じみた名前は自分で... もっと見る

　彼の名前は『あああんっ』。勇者である。　もちろん、その喘ぎ声じみた名前は自分でつけたものではない。彼を操るプレイヤーなる存在が、ふざけてそう名付けたのだ。まさか自分の名前が喘ぎ声になるだなんて……。　そんな勇者あああんっの冒険の物語。

時はいつも風のように飛び去って行くやり残したことは沢山あるそれでも時は過ぎる人生... もっと見る

時はいつも風のように飛び去って行くやり残したことは沢山あるそれでも時は過ぎる人生は瞬きの内に流れて行く伝えたいことは未だあるのにTrilogy of 『PHANTASMAGORIA』奇妙な味、走馬灯のような幻影。※各物語の参考音源として、近況ノートにYouTube動画を貼り付けています。https://kakuyomu.jp/users/2951/news/16817330651107324764

「第四回こむら川小説大賞」によせてKUSO小説を書きました。ガバガバなトンチキS...

暇を持て余した私は小説家になろうと思い、猿とタイプライターをかったのだった。...

IT系の王道ラブコメ。斎藤恭介は年一回開催される高校生限定のプログラミングコンテ... もっと見る

IT系の王道ラブコメ。斎藤恭介は年一回開催される高校生限定のプログラミングコンテストにむけて意気込んでいた。ところがある日ミスターXと名乗る謎の人物に脅迫され言いなりとなってしまう。ミスターXの要求とは！？そして次々と現れるエッチな女の子達に恭介は！？■更新情報12/2 本編と番外編(シリアスなしでギャグ中心)の小説を分けることにしました。※コメント、応援してくださった皆様申し訳ございません。番外編はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054884567276■登場人物・斎藤恭介（さいとう　きょうすけ）高校一年生。一人暮らしで、プログラマーをしながら生計を立てている。・橘　凛（たちばな　りん）高校二年生。主人…続きを読む

十六度目の夏。ひとりの高校生と売れないミュージシャンは出会った。赤い月が輝く、不... もっと見る

十六度目の夏。ひとりの高校生と売れないミュージシャンは出会った。赤い月が輝く、不思議な夜だった。学校でのできごとを引きずり落ち込む高校生に、ミュージシャンは連れていきたい場所があると言う。そこに広がっていた信じられないような景色は……。誰かの何かを守るために、その夜は必ず訪れる。

「春季大会中止」。高校バスケ部のキャプテンだった明里は、新型コロナウイルスのせい... もっと見る

「春季大会中止」。高校バスケ部のキャプテンだった明里は、新型コロナウイルスのせいで全国大会出場の夢を失った。これは完全なるフィクションです。私はバスケ部でしたが、その当時は高校2年生でした。しかし、先輩が卒業するときに私たちに伝えてくれた言葉を入れさせていただきました。拙い文章ではありますが、私と同じ思いをした人に、そして後輩たちに、届いてくれると嬉しいです。

一か月前、マッハを魔改造し光速を超えることに成功した三谷達。しかし、その改造費が... もっと見る

一か月前、マッハを魔改造し光速を超えることに成功した三谷達。しかし、その改造費が資金を圧迫している現状に三谷朱人は悩んでいた。大金を掴まねば何もできなくなってしまう。そんな時彼は閃いた。有馬記念。競馬で儲ける。これしかないと。［登場人物］　三谷朱人（みたにあけひと）　化学教師。しかし、その実態はトンデモ理論をふりかざすマッドサイエンティスト。次元跳躍や時間跳躍の研究をしている。　黒田星子（くろだせいこ）　女子高生　妄想癖があり突然アニメのセリフをつぶやく癖があるオタク女子。　リアルでもメカは大好きで、機械部品を眺めているだけで１時間は妄想できる特技がある。　綾川知子（あやかわともこ）　女子高生　小学生の頃はジャイ子（女ジャイアン）と呼ばれていた腕白ガ…続きを読む

好きだった女の子のために頑張った男の子のお話...

「戻ってきたら伝えたいことがある」６年前、１３歳の朱都(あかと)まといは魔法少女... もっと見る

「戻ってきたら伝えたいことがある」６年前、１３歳の朱都(あかと)まといは魔法少女として地球侵略集団ガベィジ・サーカスと戦い、勝利を収めていた。そんなまといの心に深く残るのは、ガベィジ・サーカス大幹部・ジョーカーこと塩川流(しおかわ　りゅう)のことである。まといとの戦いを経て改心した塩川は、異能を使う犯罪者たちを収容する刑務所へと連行されていった。上記の一言を残して……。時は流れて現在。１９歳になったまといは、時折届く塩川からの手紙を楽しみに、日々を明るく生きていた。ある日、まといは服役を終えて戻ってきた塩川と再会する。そこでまといは思い切って伝えたかったことは何かと聞くことにしたのだが……。元敵×元魔法少女の再会ラブ！この小説はノベルアッププラス、小説家になろう、魔法のiらんどにも掲載しております。

隣の席のギャルがうざいので、俺は知り合いの魔女から教えたもらった『語尾に❤がつく... もっと見る

隣の席のギャルがうざいので、俺は知り合いの魔女から教えたもらった『語尾に❤がつく呪い』を奴にかけてやった。これで多少は反省してしおらしくなると思った俺だったのだが、ギャルは前にも増してちょっかいをかけてくるようになった。