森野燦太、３５歳、クリスマスイブの夜に人生の一大選択をしなければならない。高校時... もっと見る

森野燦太、３５歳、クリスマスイブの夜に人生の一大選択をしなければならない。高校時代からずっと片思いをしていた女神・関本優唯。専門学校時代からずっと自分に片思いをしていて、後に仕事上のパートナー・桜庭奈海。ずっと忘れられなかった優唯と一緒にいたいだが、奈海とすでに付き合っている。クリスマスイブの期限まで、いったいどっちを選ぶだろう？

「俺は人間ほど醜い存在を知らない」入学式の日。桜並木と校舎だけを切り取るはずだっ... もっと見る

「俺は人間ほど醜い存在を知らない」入学式の日。桜並木と校舎だけを切り取るはずだった写真の中に一人の女生徒が入り込んだ。その時はじめて俺のカメラは、景色以外を写すことになった。偶然か、必然か。それは誰にもわからない事だろうけれど。それでも確かに意味はあったのだと思うこの物語は人間嫌いな俺と不思議な後輩が過ごした記録であり、それ以外の何物でもない。なんてこと無いくだらない日常の一コマで。そんな有り触れた日々で覚えた違和感の軌跡だ。思い出なんて、景色だけで良いと思っていたんだ。

２０ＸＸ年、フルダイブ型ＶＲはゲームだけなく殆どの映像コンテンツの主流となってい... もっと見る

２０ＸＸ年、フルダイブ型ＶＲはゲームだけなく殆どの映像コンテンツの主流となっていた。その一方で、アダルトコンテンツに対しては厳しい規制が設けられていたが、規制が厳しいほどに掻い潜ろうとする者も後を絶たなかった。『リアル・レイプ』と名付けられた裏アダルトゲームを入手した主人公は、年末年始の休みを利用してプレイを始めるが、それは期待を上回るリアルさで……

江戸の町が東京と呼ばれるようになって久しい。とある警察署に、ひとりの夜鷹が連行さ...

色々な色に彩られた友達の部屋。私はそんな部屋を訪れるのが楽しみだった。...

海辺を歩いていたら、なにやら手紙の入ったボトルを見つけた。見てみると、どうやら洋...

12月24日。北海道の高校生たちは翌日から始まる冬休みに奮起しながら、もう一つの... もっと見る

12月24日。北海道の高校生たちは翌日から始まる冬休みに奮起しながら、もう一つの行事に心をときめかせていた。雪が降りしきるホワイトクリスマス。粉雪が教室の外の世界を埋め尽くすのを眺めていた主人公「國田当麻」に、後ろから大きな何かが圧し掛かる。「……いっつも、一人なんだね。君っ」そう言ったのはクラスの人気者、「吉寺雫」。自由な校風を生かして、茶髪に染め上げた彼女は茶化す様に耳元で囁く。いつも通りの日常に、非日常な女の子。幼馴染として、一人の恋人として、かくしごとが——聖夜する。

☆カクヨムWeb小説短編賞2021『短編特別賞』を受賞しました。九州の田舎から東...

ギフト。一部の人間が先天的に持つ固有スキルであり、ギフトを持つものはとある理由で...

お礼のために訪問したかったが、驚かせて迷惑をかけてしまうので行けなかった。でも今...

西暦ＸＸ２１年。人類は、未曾有の危機に直面した。陸からはゾンビが、海からは巨大ザ... もっと見る

西暦ＸＸ２１年。人類は、未曾有の危機に直面した。陸からはゾンビが、海からは巨大ザメが、空からは宇宙人が、人類を滅ぼしに来たのだ！デドン デンデンデデン♪デドン デンデンデデン♪少年モーリー・タロウと少女バトラー・ハナコは、浜辺から程近いショッピングセンターに立て籠もり、その屋上から、宇宙人とコンタクトを取ろうとしていた。人類の未来は、この二人に託された！！！＊Special Thanks……水野月 様（自主企画「地球を舞台にしたＳＦ」（https://kakuyomu.jp/user_events/16816700429256442046）の主催者様）……こねこちゃん 様（自主企画「冬ぞんび」（https://kakuyomu.jp/u…続きを読む

１２月２４日、クリスマスイブ。俺は彼女にデートをすっぽかされた。どうやら、よりに... もっと見る

１２月２４日、クリスマスイブ。俺は彼女にデートをすっぽかされた。どうやら、よりにもよってこんな日に、俺はフラれたらしい。彼女には連絡もつかなくなってしまった。だが、腑に落ちない点もある。彼女の性格から考えてフるならフるで、直接言ってくると思うのだ。しかし、彼女からは何も連絡もなく、こちらからの連絡には反応がない。ただ、何故かチャットアプリでは既読が付く。彼女は俺に、何を伝えたいのだろうか……

２０ＸＸ年、地球には人知れず重大な危機が迫っていた。外宇宙から遠征してきたエイリ... もっと見る

２０ＸＸ年、地球には人知れず重大な危機が迫っていた。外宇宙から遠征してきたエイリアンの艦隊１万隻が地球侵略を企てていたのである。地球上の兵器をすべてぶつけたとしても傷ひとつつかないという艦隊を前に、人類は果たしてどうなるのか？

『カクヨムWeb小説短編賞2021』「実話・エッセイ・体験談」中間選考通過作品　... もっと見る

『カクヨムWeb小説短編賞2021』「実話・エッセイ・体験談」中間選考通過作品　〈VRA（拡張現実旅行）〉とは、筆者の造語で、タブレットでアニメを視聴しながら、現実空間を経巡り歩く〈舞台探訪〉法である。　この方法を発想した筆者は、十二月の千代田区を背景にした三つのアニメの舞台を、まさに十二月に訪れたのだった。＊この作品は、筆者の別作品『虚構の中の都市空間』の一部を短編小説用に再構成したものです。

「婚約破棄ですね、はいどうぞ」　婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう... もっと見る

「婚約破棄ですね、はいどうぞ」　婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。　もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。　……え？　いまさら何ですか？　殿下。　そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね？　だってもう私、貴方の婚約者ではありませんし。※本作は『カクヨムWeb小説短編賞2021』の中間選考に残りました。

戦いの報せが新聞に踊る大正の時代。幼い頃から、私には人に見えないものが見えていた... もっと見る

戦いの報せが新聞に踊る大正の時代。幼い頃から、私には人に見えないものが見えていた。十二の春、他人に憑いたそれを祓ったことをきっかけに、両親に担ぎ出されて「憑きもの祓い」を始める。私の体に異変が起きたのは、二十歳を過ぎてからだった。------------------※おどろおどろしいものではありませんが、　若干ホラー要素があります。　苦手な方はご注意ください。

　王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。... もっと見る

　王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。　このままでは内戦になる、と危ぶんだ国王から「どうにかしろ」という命令が下り、騎士団長と魔術師団長の話し合いによって「政略結婚」という案が浮上。　指名されたのは女性初の副騎士団長となったシェーラ。男性との交際経験もなく「無理」の一点張りであったが、断りきれずに待ち合わせ場所に向かうことに……。

ずっと好きだった野球部のマネージャーのユリと付き合うことになった幸道。高校最後の... もっと見る

ずっと好きだった野球部のマネージャーのユリと付き合うことになった幸道。高校最後のクリスマスイブもユリと過ごすことに。大好きなカノジョが可愛すぎて、内心ではデレまくりの幸道。しかし、それを表には出せずに悶絶するばかり。その理由とは……。＊クリスマス用に書き上げました。あまり深く考えず、軽いノリで読んでいただければ、と思います。

なんでもない帰り道。幼馴染と二人で帰っているとき、俺はとりとめのない会話の中で、... もっと見る

なんでもない帰り道。幼馴染と二人で帰っているとき、俺はとりとめのない会話の中で、そういえば、と切り出した。「そういえば俺、好きな人できた」「……え」固まる幼馴染。そしてその夜、目を覚ますと、エッチな恰好をした幼馴染が俺に……。

歩けないから歩いてきた道。起こる出来事。数字が読めないから、わからないまま進む世...