10月の末日。肌寒い夕方の公園でバーベキューをやろうとしているおかしな二人がいた... もっと見る

10月の末日。肌寒い夕方の公園でバーベキューをやろうとしているおかしな二人がいた。ひとりはカボチャ頭のジャック。もうひとりは老人のジャック。奇妙な二人の元に訪れるのは孤独な少年。気味が悪く、つまらない冗談を言うカボチャ頭のジャックと物理的に怖く、ほんの少しだけ優しい老人のジャックとふれあううちに少年は彼らに心をゆるしてしまう。それが何を意味するのか知らずに――

昔、老いた魔術士が、ある塔で隠とん生活を送っていた。魔力を失い、生きる気力を失っ... もっと見る

昔、老いた魔術士が、ある塔で隠とん生活を送っていた。魔力を失い、生きる気力を失っていた。ある嵐の日、彼の元に怪我をした竜の子がやってきた。少し作品を寝かした後に、頂いたアドバイスを踏まえて、修正を加えていきます。コメントいただけると嬉しいです！

《カクヨムWeb小説短編賞2021短編特別賞》【あらすじ】利休に切腹するよう伝え... もっと見る

《カクヨムWeb小説短編賞2021短編特別賞》【あらすじ】利休に切腹するよう伝えよ――そう命じられた「私」が、堺に蟄居する利休の茶室を訪れる。利休は「私」に「きょうを読む」ことの愉しみの話をする。その話は、何故、秀吉が利休に切腹を命じたのか、という話に繋がって――【登場人物】千利休：茶人豊臣秀吉：天下人坂内宗拾：秀吉の御伽衆【参考資料】「茶の本」岡倉覚三（青空文庫）

誰とでも寝るって噂のビッチ先輩との会話は、堪らなく面白くて、僕は大学では、いつも... もっと見る

誰とでも寝るって噂のビッチ先輩との会話は、堪らなく面白くて、僕は大学では、いつも彼女の傍に居た。彼女は性に奔放で、数々の男性と寝ていたが、「友人とは寝ない」というポリシーがあるらしく、僕は彼女と一度もベットを共にした事がなかった。

中毒になりそうなギターリフ。メロディアスなベースライン。脳天を揺らされるようなス... もっと見る

中毒になりそうなギターリフ。メロディアスなベースライン。脳天を揺らされるようなスネアドラム。美しい音色のキーボード。イントロを聞いた瞬間から、一発でファンになった。それ程の魅力が、edge-wiseにはあった。そして。　そして、涙が出る程に、感情に訴えかけてくる、エモーショナルなボーカル。　気づけば、僕は泣いていた。

「シンデレラ体重」って知ってる？最近の女子高生達が理想とする体重の事で、換算して...

今から１５年ほど前の真夏に、連続して起こった不思議な体験を三つお話しします。当時... もっと見る

今から１５年ほど前の真夏に、連続して起こった不思議な体験を三つお話しします。当時の私にとってそれは、恐怖の体験でした。。。此の作は、既出のエッセイ「本当にあった不思議なお話」から抜粋したものです。https://kakuyomu.jp/works/1177354054889688924

5歳の時、少女は皮膚むしり症を発症した。― 自分の皮膚をむしることがやめられない... もっと見る

5歳の時、少女は皮膚むしり症を発症した。― 自分の皮膚をむしることがやめられない。強迫性障害のひとつ。ずっと「変な癖」だと信じ続けてきた少女は、病名を知ったとき何を思うのか。発症から自分の病を知るまでの成長物語です。途中、読みにくい部分がありますが、それは表現上の都合によるものですので、我慢して読んでいただけると嬉しいです。

お見合いをしたら学生時代に振られた美少女幼馴染がやって来たんだが、お前、やたら気...

乙女ゲーム、『星空の夜想曲～starry　nocturne～』の貴族令嬢にTS転... もっと見る

乙女ゲーム、『星空の夜想曲～starry　nocturne～』の貴族令嬢にTS転生している事に気づいた「俺」は絶望する。これ妹がやっていたゲームのバッドエンド側の悪役令嬢じゃん！　このままでは、婚約破棄エンド後に修道院送りの最中に野盗に襲われて死んでしまう。そこで俺は無い知恵を絞って考えた。病弱設定にして引きこもり、それを理由に婚約破棄をしてもらえれば生き残れるのでは？しかも、今は大貴族の御令嬢。貴族の力を使ってより取り見取りのハーレム（相手は女性）が築けるのでは？それに気づいてしまった「俺」はハーレム百合化計画を発動する！いや……どうして王子や貴族令息が見舞いに来るの？　そして話しかけられたり手を取られたりすると、男の背面に薔薇のキラキラが展開されるのはなんでなんですか…続きを読む

　とある日の、とある警察署。生活安全課の当直勤務は激務である。晩御飯を食べられな... もっと見る

　とある日の、とある警察署。生活安全課の当直勤務は激務である。晩御飯を食べられないことなんてザラであり、そう言う時は備えている「非常食」が役に立つ。　今回の非常食は、赤いきつねと緑のたぬき。蕎麦好きの上司に、緑のたぬきを譲ろうとしたら「好きだからこそ食べられない」と告げられる。　上司の「好きだからこそ食べられない理由」とは？※「地震」をテーマにしています。苦手な方がいたら申し訳ありません。

料理が好きな高校生、佐久間翔（さくましょう）の住むボロアパートの隣には、学校にて... もっと見る

料理が好きな高校生、佐久間翔（さくましょう）の住むボロアパートの隣には、学校にて聖女様と呼ばれている学校一の美少女「九条すみか」がいる。 一年間お互いが隣に住んでいることすら知らなかったほど関わりのなかった二人だが、鍵を忘れて扉の前でお腹をぐーぐー鳴らしながらうずくまっているすみかの姿を見た翔が、ある一言を言ったことによって二人の関係は動き出す。 「……ご飯、作ろうか？」 「う、うう……。お、お願いします」 すみかがご飯を食べている時に出る見ている方も幸せにする笑顔に虜となった翔。 翔の美味しいご飯に胃袋を、翔の優しさに心を掴まれたすみか。 そして二人の関係が深まるほどに、人間関係も変化していき……。 これは、料理好きの主人公が胃袋とハートを鷲掴みにするお話です。

山の中で妻を殺した私。その後、意識が途切れ、気がついたときには自宅にいた。ほっと...

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにて『赤いきつ... もっと見る

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにて『赤いきつね物語賞』を受賞致しました！　ありがとうございます！双葉の元には今月も一箱の贈り物が届く。それは実家の母からの荷物だった。中身は双葉が食べないインスタント食品やレトルトカレー。それに。「蕎麦の方が好きだって何回言ったら覚えるんだろう」赤いパッケージのうどんだ。いつまで言っても好きなものを覚えてくれない母親に若干の苛立ちを覚えながら、双葉は今月もまた電話をかけるのだ。「もう送ってこないで」と。

「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルバ」に投稿しています。...

深夜のバイト帰り、大学生の夏越逸矢は踏切に寝そべる女子大生の姿を見つける。彼女は... もっと見る

深夜のバイト帰り、大学生の夏越逸矢は踏切に寝そべる女子大生の姿を見つける。彼女は夏越が密かに思いを寄せる十影咲季だった。咄嗟に彼女を救い出したが、どうやら『失恋』が原因で自殺するつもりだったらしい。興が削がれた十影咲季は夏越にある提案をする。「そんなに好きならさぁ──私と付き合ってみる？」そうして、ひょんなことから彼女と付き合うことになった夏越はその思惑を探るのだが……愛するということは何かを問う、孤独なふたりの純愛ストーリー。

赤いきつねさんと緑のたぬきくんはいつも一緒、とっても仲良しなのです♪...

わたしが赤いきつねと、父タカシが嫌いな理由が、ここに詰まっている。でも本当の想い...

カクヨムコン7　短編特別賞受賞小説投稿サイトに自作を投稿している博子は、偶然にも... もっと見る

カクヨムコン7　短編特別賞受賞小説投稿サイトに自作を投稿している博子は、偶然にも喫茶店にて大学時代の知人と再会し席を共にすることとなった。その際、知人は自身が体験した『怖い話』を博子に話し始めた。博子はその話をサイトに投稿することに決めたのだが……。11/3 一部修正致しました。お読み頂いていた方、大変申し訳ございません。書き直しにあたり、一部センシティブな内容になってしまいましたが、特定の方を揶揄するような意図はございません。あくまでもフィクションとしてお読みいただければと思います。

　「『かわいいは正義』であるのならば【かわいくないは悪】である」　陰湿、陰険で卑... もっと見る

　「『かわいいは正義』であるのならば【かわいくないは悪】である」　陰湿、陰険で卑屈な女子高校生の主人公は、いつもこんなことばかり考えていました。　そんなある日、同じ図書委員に所属する後輩のある秘密を知った時、彼女の人生は動き出すのです。