その日たまたま風邪を引いて欠席したのが悪かった。課題のレポートは男女一組で提出す... もっと見る

その日たまたま風邪を引いて欠席したのが悪かった。課題のレポートは男女一組で提出する決まり。ペアを決める大事な日に休んでしまった。ボクのパートナーになったのはクラスでもちょっと怖れられてる女の子。どうかすべてが平穏無事に終わりますように。

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過】中学生になり、演劇部へ入った結... もっと見る

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過】中学生になり、演劇部へ入った結衣と颯太。都大会を二カ月後に控え、練習にも熱がはいる。そんなある日、下校の途中で颯太は……。こまめ七海 @matsu-nana 様による自主企画「第一回こまなな小説大賞」にて、大賞（三作品）を頂きました！https://kakuyomu.jp/users/matsu-nana/news/1177354055474434823#comment-1177354055480598397

高校一年生のやけにガタイの良い文芸部員・村上文太は、ある日校舎の窓から落ちてきた... もっと見る

高校一年生のやけにガタイの良い文芸部員・村上文太は、ある日校舎の窓から落ちてきたメモを拾う。そこに書かれていたのはなんと殺人予告だった。どうしたものかと悩む文太に、優等生ヅラをした変人・清水月下が話しかけてくる。月下の推理により導き出された真相は意外なもので――？

遺体とは身元のはっきりしている死者のことをいう。対して、身元の不明な死者のことは...

あるところに熱病が流行った国がありました。その国の薬師はなんとかこの熱病を治そう... もっと見る

あるところに熱病が流行った国がありました。その国の薬師はなんとかこの熱病を治そうと必死に薬を作ろうとします。そんな薬師を国の王子は愛し、結婚の約束をしました。そして、いよいよ薬が出来上がり王子に持って行ったところ、彼女は――。小説家になろう、アルファポリス同時掲載

超がつくほどの田舎である南陽岡には、『南陽岡症候群』という風土病がある。患った者... もっと見る

超がつくほどの田舎である南陽岡には、『南陽岡症候群』という風土病がある。患った者は夢の中から抜け出せなくなり、目を覚まさなくなる、恐ろしい病だ。歴史書には流行していた記録があるが大昔の話で、現在は知る人もほとんどいない。そんな南陽岡で、先輩の友人が突然目を覚まさなくなったと言う。南陽岡歴史研究部の部長、雨津（あまつ）先輩は、その症状を症候群だとにらんだ。そして、「二人で症候群、治してみない？」先輩の一言で、僕達の症候群解消への捜査が始まった。＊この作品はフィクションです、実在の人物や団体などとは関係ありません。

　廃墟と化した古い屋敷に、その少年は住んでいた。　夜になると黒髪黒目が銀髪赤目へ... もっと見る

　廃墟と化した古い屋敷に、その少年は住んでいた。　夜になると黒髪黒目が銀髪赤目へと変化し、人間では持ち得ぬ力と特殊な能力を使える彼は、種としても個としても名を持たない。　名があるからこそ何者かになれる中、名もなき少年は何者でもなかった。　そんな彼は、次第に人々から「殺し」の依頼を受けるようになる。やがて、失敗知らずの彼の噂は裏の世界で広がり、いつしか「日雇いの殺し屋」として名を馳せた。　人からそう呼ばれることで少年は「殺し屋」という名に縛られ、依頼をこなすべく毎夜人を殺し続ける。そんな日々に、少年は心も身体も自由を失いつつあった。　ある日、一人の少女ヒカルが少年の前に現れる。土地の守り神の贄として選ばれた彼女は、そんな運命はまっぴらごめんだと逃げ出して来たという。そんな…続きを読む

　時は江戸後期。　父の遺言で最強の剣士を志す女剣士の白井 亨（しらい こう）は、... もっと見る

　時は江戸後期。　父の遺言で最強の剣士を志す女剣士の白井 亨（しらい こう）は、強い剣士を倒し続けることが最強の剣道と信じ、己が道を進んでいた。　そんなある日、亨は脇に「竹光」を差す翁、寺田 宗有（てらだ むねあり）と出会う。　亨が宗有の竹光をあざけ笑うと、宗有は竹光で大岩を叩き割ってみせて……。【参考文献】・『剣術物語』・『日本剣豪100選』・『日本剣豪列伝』・『精選日本剣客辞典』　※本作は史実を元にしたフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。　※無断転載禁止。

機械工学の絶頂期、人はついに生体脳の模倣に成功した。擬似生体機械を組み合わせ、開... もっと見る

機械工学の絶頂期、人はついに生体脳の模倣に成功した。擬似生体機械を組み合わせ、開発された思考する機械。人により産み落とされた、新たなる種。人に寄り添い、助け、導くことが可能な機械。人のパートナーとして開発され、成長し、そして人をさらなる高みに押し上げることを期待された、人工生命体。そんな彼ら、彼女らが産声を上げたその日――――核の炎が、全てを焼き払った。全てが崩壊した世界で、ただ一体、目を覚ました彼女は――--------------------------------カクヨムWeb小説短編賞2020で短編佳作をいただきました。--------------------------------※このお話は、友人に以下の指定をされて書き上げたショートストーリーです。　…続きを読む

　──俺と彼女じゃ、釣り合わない。　　　『お題を決めた短編を書こう！』という企画... もっと見る

　──俺と彼女じゃ、釣り合わない。　　　『お題を決めた短編を書こう！』という企画を催しまして、お題を募集しましたところ──・学園・年末年始・約束・罰ゲーム──といったものが集まりました。そうして出来上がった短編がこちらです。どうぞご覧あれ。

空軍パイロットの「僕」はある日高空で、この世ならざる生物――「竜」と遭遇し、魅せ...

２２世紀を目前に控えた近未来。ＡＩに管理される平和な世の中で、夢を諦め堅実に生き...

物心ついた時から、人の心が "見える" 鈴（れい）。しかし、その能力は『運命の人... もっと見る

物心ついた時から、人の心が "見える" 鈴（れい）。しかし、その能力は『運命の人』には無効で――『運命の人』の心は見えないのだった。運命の人なんて本当にいるのか、そんな人と出会えるのか。半信半疑の中、日常を過ごしていたある日、鈴は "見えない" 人間に遭遇する。――わたしの運命の人―― 思わず発してしまった言葉。二人の運命は？――

王族は十七歳になると、性別を自分の意思で決めるという国にて、キャロルとマルコはび... もっと見る

王族は十七歳になると、性別を自分の意思で決めるという国にて、キャロルとマルコはびっくりするほど仲良しな婚約者同士。二人は性別を決める儀式の場で、男の子と女の子になるはずが……そこにいたのは女の子と女の子だった。小説家になろうでも掲載しています。https://ncode.syosetu.com/n4756gq/

調香師で年下のギルベルトと、数ヶ月前にやっと両思いになったニーナ。彼の姉でありニ... もっと見る

調香師で年下のギルベルトと、数ヶ月前にやっと両思いになったニーナ。彼の姉でありニーナの親友でもあるカタリナは、弟ギルベルトについて「意外と嫉妬深い」と言うが、ニーナは長年の恋を成就させた事もあってか多少の欠点も気にならない。そんなニーナが初めて目にしたギルベルトの嫉妬心とは……。男女の甘々なひとときを楽しんで貰えたら。分かる人には分かる「男の匂い編」です。© 2020 月音

高校から付き合ってる彼氏と、セーラー服を着ないとデートできない、もう大学生で二十... もっと見る

高校から付き合ってる彼氏と、セーラー服を着ないとデートできない、もう大学生で二十歳の私。もちろんそんな抵抗をしたって、昔の私から、今の私は随分と遠ざかってしまっているのだけれど。私が一番美少女だった、十七歳の夏のあの日のあの瞬間から。これから先も――私は永遠に遠ざかり続けていく。

真夜中。クラスメイトの彼女は、ただ、そこにいた。僕は声を掛けることもできず、夏は...

丸山出版グループ、ライトノベルレーベルの編集者、山田光太郎に出向辞令が届いた。　... もっと見る

丸山出版グループ、ライトノベルレーベルの編集者、山田光太郎に出向辞令が届いた。　出向先は小説投稿サイト・リード＆ライト、与えられた仕事は規約違反の相互評価を繰り返すクラスタへの潜入捜査だった。　毎年１２月から翌年の春まで続けられるリード＆ライト小説大賞で横行する相互評価の証拠を掴み、構成員数百人とも言われる野々坂クラスタを壊滅させるために山田は奮闘するが……。　この作品はフィクションで、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

金曜日の夜、午後8時27分の事。会社の飲み会の途中で入ったトイレの個室には、店か... もっと見る

金曜日の夜、午後8時27分の事。会社の飲み会の途中で入ったトイレの個室には、店からのメッセージが書かれた貼り紙がしてあった。『いつもありがとうございます。お客様に満足していただけることが、我々にとって何よりのモチベーションです！さて、それはさておきまして』｢さておくのかよ！？｣何やらおかしなことが書いてあるようです。

ツノコンプレックス...