告白して返事も聞かず逃げ出してしまった記憶。僕は大学生になり、一方通行の手紙を書... もっと見る

告白して返事も聞かず逃げ出してしまった記憶。僕は大学生になり、一方通行の手紙を書いた。大学のカフェを学食と言ったあなた。今、あなたは何をしているだろうか。二通の手紙が織りなすラブストーリー。大切な想いはメールではなく自書手紙で伝えよう。

★BWインディーズコン最終選考作品★表題作『未来通知』を含む、様々な恋愛の形を描... もっと見る

★BWインディーズコン最終選考作品★表題作『未来通知』を含む、様々な恋愛の形を描いた短編集。しばらく恋をしていない人も。失恋の痛みを忘れられない人も。きっと、もう一度、恋したくなる……★第1話『未来通知』…OLの雪奈の元に、｢未来通知｣というタイトルの不可解なメールが届く。その日を境に、ささやかな日常の幸せが壊れていく。その先にたどり着いた未来とは？★第2話『熱視線』…僕は、元旦の新年会が苦手だ。なぜなら、そこには必ず『彼女』がいるからだ……。大どんでん返しの結末は？★第3話『紅茶姫』…突然開かれたお茶会は、何のため？★第4話『恋愛未遂』…女っ気のない女友達。でも、ある日……★第5話『コーヒーブレイク』…彼女が追う事件とは？他数話。

付き合って１年になる紗那絵（さなえ）と直樹（なおき）。近く催される明日香岬の花火... もっと見る

付き合って１年になる紗那絵（さなえ）と直樹（なおき）。近く催される明日香岬の花火大会で、亡くなった紗那絵の祖父、源太が最後に作った５尺玉が上がる。紗那絵は花火大会に直樹を誘うが、直樹の返事は曖昧だった。その理由とは、そして、源太が５尺玉に込めたメッセージとは……。

「菜の花ってマズイよな」生徒の一声に、国語教師の姫川は教壇に両手をたたきつける。... もっと見る

「菜の花ってマズイよな」生徒の一声に、国語教師の姫川は教壇に両手をたたきつける。料理が好きな国語教師として、菜の花のおいしさを言葉で伝えられないのは屈辱的であり、負けるわけにはいかなかった。誰も何も食べていないのに飯テロというちょっと異色な「美味しい」話です。皆様のおかげで、富士見Ｌ文庫×カクヨム　美味しい話＆恋の話　短編小説コンテストで受賞することができました。12月15日刊行予定の『飯テロ　真夜中に読めない20人の美味しい物語』に収録されます。ありがとうございました！！

私が好きな彼には、好きな人がいる。だけど彼の想いも、私の想いも、決して届くことは...

　いつの間にか孤独になっていた少年、風村吹葵(すいき)。　無慈悲で、不器用で、ひ... もっと見る

　いつの間にか孤独になっていた少年、風村吹葵(すいき)。　無慈悲で、不器用で、ひとりぼっちの少女、クレン。　夜空の下、出会った二人は、淡く拙く時間を重ねてゆく。　どうかご覧あれ。　不幸な彼女の結末を。　無力な彼の行く末を。『運命は赤い棘』　舞台は2014年、冬の名古屋。　いつの間にか孤独になっていた少年、風村吹葵(すいき)は、『白の獣』と、それを狩る『赤の人』の少女、クレンに出会う。『青春を取り戻すように』　舞台は2014年、春。　ささやかな偶然の末、二人は共に同じ時を過ごしていた。『写真』　舞台は2018年、冬の東京。　あの夜のことを忘れられずにいた吹葵は――『虚ろな約束』　舞台は2022年、秋。　運命的な偶然でクレンと再会した吹葵は、衝撃の…続きを読む

「カステラ買い過ぎた。なんとかしたいから手伝って」「はあ？」親友の柳に呼び出しを...

私の幼馴染は、ものすごい天才のおばかさん。ひとつのことに気を取られると、周りが全...

わたし、御影楓。ちゃんとたぶん女子高生をやっている大家族の上から二番目の女子。ど... もっと見る

わたし、御影楓。ちゃんとたぶん女子高生をやっている大家族の上から二番目の女子。どうしても、とあるお店の味を盗みたくて、兄ちゃんと一緒に行くことを決意する。※夜の閲覧は禁止します。だって絶対食べたくなります。ネギ味噌ラーメン。

作った料理を食べさせると、何故か惚れられてしまう能力！？小学校の調理実習がトラウ... もっと見る

作った料理を食べさせると、何故か惚れられてしまう能力！？小学校の調理実習がトラウマとなり、料理と言う行為を長らく封印していた兎穂村ミミ子（ウホムラ・ミミコ）は、長身１８７ｃｍ、根暗でクズな女の子。そんなミミ子ちゃんもお年頃になり、大好きな人が出来ました。ある日、ちょっとしたおてんばのせいで、彼にお付き合いをしてもらわなければ学校退学と言う状況になってしまい……追い詰められた彼女はついに料理を解禁します。果たして、ミミ子ちゃんは彼に料理を食べさせることが出来るのでしょうか？友人談「典型的なメシマズの思考回路……！　成分が似ていそうだからＯＫというその思考……！　絶対的にダメ……ッ！　そんな乱暴……ッ！」超絶！　冒涜！暴力にまみれたスーパー残酷クッキング！今、生死をかけた…続きを読む

　こんなはずじゃなかった。　スーパーマーケットの惣菜部門でパート店員として、３０... もっと見る

　こんなはずじゃなかった。　スーパーマーケットの惣菜部門でパート店員として、３０歳になるなんて、夢にも思ってなかった。（しかも独身）　しかたないじゃない。こんな冴えない大人でも、生活に困らないんだから。　でも、こんなはずじゃなかった。　何がって、具体的なことは言えないけど、こんなはずじゃなかった。　そんな冴えない惣菜部門に、何を考えてるのかよくわかんないけど、イケメン男子（なぜか独身）がパート採用されたわけ。　信じらんない。　冗談だよね。　冗談じゃなかった。　でも、何を考えてるのかよくわかんないけど、イケメンくんにもいろいろ事情があるみたい。　そんなイケメンくんがやってきたって、わたしの冴えないアラサーライフはあいかわらずだと、思ってたけど――。

癒しとリラックス、創造力の充電を求めて時々水族館に通う聡美。深いブルーの世界です...

人の持つ『縁』というものは、不思議なものである。良縁にしろ、悪縁にしろ、腐れ縁に... もっと見る

人の持つ『縁』というものは、不思議なものである。良縁にしろ、悪縁にしろ、腐れ縁にしろ――それにはそれぞれ、特別な意味があるように思われる。とある男子高校生、鵜坂ユウは、ふとしたことからある少女と出会う。――しかし、その少女は普通の女の子ではなかった。これは人と、そのそれぞれの持つ『縁』を巡った恋愛物語である――。一日三回更新（4/29以降）で進めて行きたいと思っております。何卒よろしくお願い致します！！終盤はシリアス入ってきます。ご注意下さい！

『二十四節気』四季折々の【恋文】が京都から届く。様々な、恋の形を１話短編で、お届... もっと見る

『二十四節気』四季折々の【恋文】が京都から届く。様々な、恋の形を１話短編で、お届けします。　京都の四季　＆　京都での恋話　　　１話で二つをお愉しみください。　BWインディーズ　コンテスト【中間審査通過作品】

楽器屋の店頭で見つけたポスターを見て、僕の心に何かが「降りて」きた。音楽を聴くの... もっと見る

楽器屋の店頭で見つけたポスターを見て、僕の心に何かが「降りて」きた。音楽を聴くのは大好きだけど、楽器をいじった経験はない。それでも――やってみようと思った。やってみたいと思った。この夏の、3ヵ月の間だけでいいから。

　常に冷静であることを心がけ、熱くなることはカッコ悪いと思っている十五歳の少女、... もっと見る

　常に冷静であることを心がけ、熱くなることはカッコ悪いと思っている十五歳の少女、佐山大河　資産家の令嬢にして中学では陸上部の中距離エース。何不自由なく暮らしていた彼女は、高校進学を目前に控え、両親の夜逃げで全てを失った。　陸上部時代に憧れていた先輩、亥城アンを頼って、静岡の巨大人工島に作られた定時制高校に通うことになった大河は、学費と生活費を稼ぐべく、アン先輩が学生起業した自転車メッセンジャー会社に住み込みで働き始めた。　その新奇な道路構造と慢性的な交通渋滞のため多数の自転車メッセンジャー少女が活躍する海上都市で、クールな大河は最速を競うホットな戦いに巻き込まれていく。

幼馴染の葬儀屋の一角を間借りして旅行代理業を始めた主人公。第一話　晴れ女働いてい... もっと見る

幼馴染の葬儀屋の一角を間借りして旅行代理業を始めた主人公。第一話　晴れ女働いていた旅行代理店が潰れてしまった里佳は、幼馴染の浩人の実家の葬儀店の仕事を手伝う。そこで出会った村田麻子は脳卒中の後遺症で身体がままならず、夫が急死した札幌に行きたくてもいけない。海外で暮らす娘の帰国を待って札幌に向かうという麻子。麻子の娘、友香が暮らすハンガリーは記録的な大雪に見舞われ、すぐに帰れそうにもない。里佳は麻子を札幌まで連れていくことに決めた。第二話　関東有名墓苑巡りバスツアー墓石屋のお墓参り＆墓石説明会無料バスツアーの人集めを手伝うことになったものの、なかなかうまくいかない。強力な助っ人の登場でなんとか動き出したと思ったのも束の間、わからないことばかりで溜息が出る。様々な想いと出会いながら里…続きを読む

世界中が揺れて、空も宇宙も揺れた地震が起きたその日。僕の部屋の扉の下に高さ十五セ... もっと見る

世界中が揺れて、空も宇宙も揺れた地震が起きたその日。僕の部屋の扉の下に高さ十五センチの空間ができていた。そこからは、僕の部屋そっくり（よく見るとちょっと違う）な部屋が見えて、僕の面影がある女の子が見えた。どうやら彼女は、別の並行世界の僕らしい。

自分から人を好きになることができず、恋愛を諦めていた十八歳の小鳥遊　優斗。優斗の... もっと見る

自分から人を好きになることができず、恋愛を諦めていた十八歳の小鳥遊　優斗。優斗の夢は、ヘアメイクアーティストになるために東京へ上京すること。いつも思っていた。誰かが自分の手によって綺麗に染まることが出来たら、これ以上嬉しいことはないと。ある日いつもの帰り道――、今まで気が付かなかった知らない道を見つける。「あれ？　こんなところに道なんてあったっけ？」それはちょっと不思議な出会いと、時空を超えて培われる小さな恋のはじまりであった。――真っ白いキャンバスには、どんな色だって輝くことができるとよ。――キミの誕生日が七夕なんて、すてきやね。よし、一緒に七夕飾りしようや。※この物語は、フィクションです。

※営業編　第一部　完結しました。エブリスタの賞で優秀作品に選んで頂きました。一つ... もっと見る

※営業編　第一部　完結しました。エブリスタの賞で優秀作品に選んで頂きました。一つの事故をきっかけに、カーディーラーへの就職を決意する二十歳の瀬里花。ただ彼女の性格や容姿は、およそ一般的な女子からは色々とかけ離れていて――。そんな非常識な女の子が巻き起こす夢あり謎あり、そして恋ありのカーディーラーでの営業シンデレラストーリーです。車のことも詳しくなれちゃうかも？