これは、似て異なる我々とは別の世界の話。そこでは科学技術の発展の末に、機械に寄... もっと見る

　これは、似て異なる我々とは別の世界の話。そこでは科学技術の発展の末に、機械に寄生する新種生命体――通称「電機寄生体」が発現していた。　――機械に寄生するオバケ？　――電気を主食に生きる有機生命体？　国内認可からいまだ十年弱。人々の認識が科学とオカルトの間を揺れ動く狭間の時代。　舞台は極東の島国、首都・東郷。　物語の主役は、郊外で専門の駆除事務所を営む伊達将之と、所員である旭奏のコンビ。　一見すると対照的な二人が、電機寄生体を相手取って新時代を駆ける。　人を、そして機械を救うために。＊＊＊執筆協力：秋待諷月

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「ココちゃんはお金が大好きです！」　儚げな美貌と強大な聖魔法を持つ心優しき当代の... もっと見る

「ココちゃんはお金が大好きです！」　儚げな美貌と強大な聖魔法を持つ心優しき当代の聖女、ココ・スパイス十四歳。　……というのは表の顔。　猫をかぶって理想の聖女を演じながら、引退後を睨んでせこせこ貯金に励む元ホームレスの守銭奴野生児ココ。　下町を牛耳るギャング団？　国を乗っ取る王族？　陰謀を企む反主流派？　数百年ぶりに復活の魔王？　どんな相手だろうが、気に喰わなければ殴り倒して進むのが聖女様です！　　聖女の横暴に胃を痛める教皇様。　そんな彼女が大好きな王子様。　強欲商人も街のギャングも高慢お嬢様も、立ちふさがるなら殴り倒して進みます！　これは小銭一枚見逃さない守銭奴ココちゃんと愉快な被害者（なかま）たちの、問題を腕力で解決する物語。「ジジイ、毎年毎年一時金でごまかしや…続きを読む

【8/25】『デスゲーム小説コンテスト』中間選考突破。　デスゲームが合法となった... もっと見る

【8/25】『デスゲーム小説コンテスト』中間選考突破。　デスゲームが合法となった日本。そこでデスゲームを企画運営する大企業BR社に勤めるOL、紙花花花実の日常を描くデスゲームドラマ。デスゲームの裏で省庁や法律と折衝する人々の華やかなさとは無縁の日常を支えるのは、どこにもであるような食事だった。　部下や同僚に囲まれなんとか日々の業務をこなす花実に降りかかる問題、それはBR社に天下りした元省庁官僚の社員の処理。いくら合法になろうとも、とどのつまり人殺しの仕事。清濁併せ呑むダーティワークが幕を開ける。※2023年5月21日～6月1日まで毎日朝7時更新

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門...

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門...

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十六歳の村娘シンディは、敵国から嫁いできたシンシア王妃に容姿がそっくりだという理... もっと見る

十六歳の村娘シンディは、敵国から嫁いできたシンシア王妃に容姿がそっくりだという理由で影武者教育を受け、亡くなった王妃に成りすまし王宮に入ることになった。若き王、ルーカスは控えめに言っても、わがままで高慢なシンシア王妃を毛嫌いして軽蔑している。影武者だと悟られないように、不本意ながら嫌な女を演じ続けるシンディだったが、好みのタイプのルーカスに嫌われなければならない日々に心が痛んでいた。そんな中、敵国の企みに気付いたシンディは……。

マーチェリーは時の魔女。どこにでもいる普通の女の子。魔女の誇りを演じるために、好...

手が燃える、透ける、今度は光ってる。いつもわたしのものでないもの...

　俺が小学生の頃の話なんだが、近所に「ゴーキチじーさん」と呼ばれている偏屈じーさ... もっと見る

　俺が小学生の頃の話なんだが、近所に「ゴーキチじーさん」と呼ばれている偏屈じーさんが住んでいた。そいつが住んでいた家は、ワケあってこう呼ばれていた――〝蚯蚓屋敷〟、と。 　これはそんな家で、俺が体験した話だ。 ※本作はフィクションです。実在の事件、団体などには関係はありません。また、何らかの違法行為を推奨する意図もありません。

鬼退治から2年、大人へと成長した桃太郎はドラキュラ退治のためにトランシルバニアへ... もっと見る

鬼退治から2年、大人へと成長した桃太郎はドラキュラ退治のためにトランシルバニアへと向かう！日本昔話の英雄・桃太郎は自身の作品の映画化を目標に世界中の昔話を舞台に大活躍。第1章ではドラキュラ退治、第2章では仲間になったメデューサちゃんの呪いを解く旅へ、そして第3章では玉藻の前と雪女をニューヒロインにすべく東国を旅する桃太郎一行。日本と世界の童話世界で活躍する鬼退治後の桃太郎のお話です。

「わたくしは犯人ではありません！」　ある夜、王宮で開かれた舞踏会会場で、一人の子... もっと見る

「わたくしは犯人ではありません！」　ある夜、王宮で開かれた舞踏会会場で、一人の子爵令嬢が何者かによって撲殺された。　容疑者として捕まったのは被害者を苛め抜き、凶器と共に見つかった公爵令嬢――マリアージュ=ドミストリ。王太子・ルークの婚約者である彼女は、恋敵を次々と罠にかけることで有名な悪役令嬢でもあった。　だが彼女は犯人に襲われ気を失った際に、法医学者だった前世の記憶を取り戻していた！　これはそんな彼女が己の法医学の知識を活かし、魔法というチートスキルがまかり通る異世界で難事件に挑む(恋愛要素も含んだ)ミステリー。

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ベルミカ公爵令嬢ルディーナは婚約者である王太子ザルティオから突然、婚約を破棄し、... もっと見る

ベルミカ公爵令嬢ルディーナは婚約者である王太子ザルティオから突然、婚約を破棄し、お前を隣国へ引き渡すと宣言される。理由を問うても返ってくるのは「和平条約に書いてあるからだ」との意味不明な説明のみ。訳も分からぬまま船に押し込まれ、四大列強国の一角、フレジェス王国に送られるルディーナ。だが、行った先ではフレジェス王国の王太子ロッシュの後見のもと、客人としての生活が待っていた。食べて寝るだけも暇なので、文官の仕事を始めたルディーナは、環境の良い職場で能力を遺憾なく発揮していく。きっと、祖国ではお父様がブチ切れてザルティオを潰しにかかっているだろうな、と思いながら。※なろうにも投稿しています

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駅前のたい焼き店で働くあかり。彼女は、週に一度やってくる女子高生に、少しだけ餡の... もっと見る

駅前のたい焼き店で働くあかり。彼女は、週に一度やってくる女子高生に、少しだけ餡の多いたい焼きを売ってあげる。孤独に戦う魔法少女に、温もりを添えて。見守るしかない私たちは、無力じゃない。闘うしかない私たちは、孤独じゃない。※公開中に加筆、修正等を行うことがあります。

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「なあ見ろ、この絵！凄いだろう、うちの祖父さんに譲って貰ったんだ！」 　高校の... もっと見る

「なあ見ろ、この絵！凄いだろう、うちの祖父さんに譲って貰ったんだ！」 　高校の美術部に、顧問の先生が持ち込んできた一枚の絵。 　“昼と夜の間”というタイトルのその絵は、昼から夜に変わる間の不思議な空間を描いた見事なものだった。 　だが、絵の中に描かれた一枚のドアが徐々に開き、そこから怪物が顔を出してくるという奇妙な現象が起きるようになり……。 ※『夏の夜の怪談コンテスト2023』にて優秀賞を受賞いたしました！誠にありがとうございます！

※ドラゴンノベルズコンテストに向けての描き下ろしです。章は取れませんでしたが、最... もっと見る

※ドラゴンノベルズコンテストに向けての描き下ろしです。章は取れませんでしたが、最終選考に残ったようでありがたいです。瀕死の重傷を負ったまま異世界に召喚された少女。死にかけの人間に神の力を得られる果実は食べさせられないと見捨てられる。しかしマッド賢者の手により、改造人間として蘇生された。その力は山を抜き、魔法は世を蓋う。少女はその力をどう使うのか。