＊賢いヒロインコンテストで中間選考に残った作品です。元医療従事者によるちょっぴり... もっと見る

＊賢いヒロインコンテストで中間選考に残った作品です。元医療従事者によるちょっぴりリアルな異世界転移ラブコメディ💓唱える呪文はデタラメ、杖は注射器、聖水ならぬ聖薬で無垢な人々を欺き、王子を脅す。突然異世界に飛ばされても己の知識と生存本能で図太く生き残る......そんな聖女のイメージとはかけ離れた一風変わった聖女（仮）の黒宮小夜、20歳。彼女は都内の医科大学に特待生として通う少しだけ貧しい普通の女の子だったが、ある日突然異世界に召喚されてしまう。しかし、聖女として異世界召喚されたというのに、小夜には魔力が無かった。その代わりに小夜を召喚したという老婆に勝手に改造されたスマートフォンに唯一残った不思議なアプリで元の世界の医療器具や医薬品を召喚出来る事に気付く。小夜が召喚されたエー…続きを読む

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　勇者とその仲間達によって魔王討伐が成されてから三年。　彼らはとある少女の手引きでケール洞窟に陣取る奴隷売買ギルドの掃討を行っていた。　歓声に湧く奴隷へ指し渡すリンゴ酒を用意した少女の名は、モスト・バビエンテ。　勇者パーティーから用心棒へ転身したダイモン・パンドーと共に起こした出来事は、やがてセントラル国全土に広がる災厄の火種となる……　魔王討伐後の世界で繰り広げられる戦慄のバイオレンス謀略アクション、ここに開幕！7/18追記　賢いヒロイン中編コンテストにて、中間選考を突破しました！　これも応援下さった皆さまのお陰です。ありがとうございます！

異世界人が召喚される国、リンヌンラタ。そこで奴隷として売られていたティプは、異世... もっと見る

異世界人が召喚される国、リンヌンラタ。そこで奴隷として売られていたティプは、異世界人トリバミに助けられ、人らしい生活を手に入れた。トリバミの娘として育ったティプは、彼に恩返しをするために禁忌を犯す。故郷に帰りたがっていたトリバミを、禁断の魔法で異世界に帰還させたのだ。罰として国を追放されたティプがたどり着いたのは、獣人の国ペルヘシテート。森にはハーブが生い茂り、町には内向的だけれど優しい住人たちが暮らしている。ひょんなことからお世話になっている宿のおかみさんの困り事を知り、ティプはトリバミから教わった異世界のハーブ知識で手助けする。リンヌンラタでは注目されていなかった異世界産ハーブ知識だが、人の薬が毒になってしまう獣人たちにとって、ハーブの効能は非常に役に立つらしい。…続きを読む

感染症の流行りにより、たった１０分の面会。触れることのできない最愛の人。ただ願う...

大型アップデート並に改稿しました！ 投稿日と感想が一致しないと思うのですが、不正... もっと見る

大型アップデート並に改稿しました！ 投稿日と感想が一致しないと思うのですが、不正でもなんでもないので、安心して読んでいただけたらと思います。 〜あらすじ〜 降り続く雨の中、橘隼人（たちばなはやと）は、深くまでフードを被り、傘を差さずに立っている少女と出会う。少女の名は、朝倉千尋(あさくらちひろ)と言う。 千尋は隼人の存在に気付くと、キュッと隼人の服の袖を掴んで言った。『見つけた』と。 その言葉から、物語は動き始める。 訳が分からずにいる隼人を前に、千尋はにこりと笑って言った。 『私の名前は朝倉千尋。はじめまして、2年前に自分のせいで実の妹を亡くした殺し屋隼人さん？』 その言葉を最後に、隼人は目を覚ます。 自分のベッドで眠っていたことを確認した隼人は、内心ほっとする。自分が殺し屋だということが見知らぬ少女に知られていたなんて、組織の長の耳にでも入ったら、自分の首が飛ぶと分かっていたから。 だから安心して二度寝を決めようとしていたのだが－－ ｢ねぇ？ また寝ちゃうの？ もうお昼になるよ？｣ 少女の声に隼人は驚きを隠せなかった。 夢ではない。妙にリアルに映っていたそれは、現実に起きていたことだった。 隼人の頭の中は混乱していた。 そんな彼に、少女は言った。 ｢ねぇ、私との約束、覚えているよね？｣

女司祭クリスティナは、現代日本からの転生者だ。生まれ変わった異世界では、聖職者と... もっと見る

女司祭クリスティナは、現代日本からの転生者だ。生まれ変わった異世界では、聖職者として働き、皆から「聡明な聖女」として慕われている。だが実は前世でも現世でも、理不尽な運命に翻弄され、そのたび悲劇に見舞われてきた。――不条理だらけの穢れた世界を、何としてでも変革したい……！そうした願望を抱くうち、やがてクリスティナは聖女として振る舞う裏で、犯罪組織「夜鳥」の首領としても暗躍しはじめる。知謀と魔法を駆使し、悪行の限りを尽くす特権階級の人間を、次々に破滅させていくのだった。かくして理想を実現するため、日々犯罪に手を染めるクリスティナ。そんな彼女が新たな抹殺の標的に定めたのは、悪徳司教マレットだ。タガート聖堂の代表者だが、金銭欲が強く、黒い噂の絶えない人物である。果たして、ク…続きを読む

【電撃《新文芸》スタートアップコンテスト】にて、編集部特別賞を頂きました。　19... もっと見る

【電撃《新文芸》スタートアップコンテスト】にて、編集部特別賞を頂きました。　19世紀末。蒸気機関文明華やかりし時代。　発達した蒸気機関が世界を席巻し、空は排煙に覆われた。遺伝子工学によって生まれた労働種。夜の街に現れる鋼鉄の怪物。鉄の音に惹かれてやってくる血塗れの獣。霧の夜に人がいなくなり、別人になるという都市伝説など、まさに混沌に彩られし大英帝国ロンドンにて。　請負屋を営む極東人の封神幎（ツカガミ・トバリ）と、錬金術師ヴィンセント・サン＝ジェルマンの二人の下に舞い込むのは、いつだって厄介ごとばかり。　ある日、アカデミアからやって来た女性から、「友人が危険な研究に手を出して、行方不明になったので探してくれ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。喜々として依頼を受けたヴィンセントに連れ…続きを読む

「申し訳ないが、君との婚約を破棄させて頂く」「その婚約破棄は認められません」　政... もっと見る

「申し訳ないが、君との婚約を破棄させて頂く」「その婚約破棄は認められません」　政略結婚ながら、愛し合っていたはずの相手イルニクリス王子から、突然の婚約破棄を言い渡された侯爵令嬢オフィーディアはとりあえず却下した。　婚約者だけでなく、最近は周囲の様子がおかしい。　原因はどうやら、ぽっと出の男爵令嬢ディトリエにあるようで……。　オフィーディアは、猫を被る男爵令嬢ディトリエの――その本性を暴き出すことに成功。　その本質はギャンブラー。　ディトリエは敗者を洗脳できる人生を賭けたギャンブルでもって、自分の地位を作りあげていた。「わたくしから奪ったモノ……返して頂きますわ！」「やってみろよお嬢様――いや、ご同類様よォ！」　双方、賭け金は人生。　その全てを賭して、オフィー…続きを読む

ジャヤ国の一姫、リリアは魔族の住む国、鬼璃魔国の魔王に囚われてしまった。小国とは... もっと見る

ジャヤ国の一姫、リリアは魔族の住む国、鬼璃魔国の魔王に囚われてしまった。小国とはいえ、リリアもいっぱしの姫。誰かが助けにくるのを健気に待っていたが、待てど暮せど誰も来ない。しょうがないので自力で脱出することにした。姫の知性と時折暴力が、今試される。

　華國《かこく》、そこは地には人々が住み、天には仙人が住み、人々はせわしなく生を... もっと見る

　華國《かこく》、そこは地には人々が住み、天には仙人が住み、人々はせわしなく生を育み、仙人は世を見渡し、統治する。そうして世は廻っていた。鬼《グゥイ》が現れるまでは。どこからともなく現れた鬼《グゥイ》は畑を荒らし、人を襲った。仙人の統治する平穏の世は終わりを告げ、混沌がやってきた。そこで『仙人は天を出てはならない』という掟を破った者が現れた。その禁を犯した者の名は「西王母」不老不死の仙桃の園の管理人である。　さあさあ、前口上はこのくらい、これからが本題だ。　いよいよ地に足付けたお転婆仙女の西王母、彼女はいったい何をしでかすのか！　乞うご期待と来たもんだ！　さあさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。これから御覧いただくのは仙女西王母の快刀乱麻を断つ冒険譚その一節である！

この世界には「稀人」という存在がやってくる。稀人はとても奇妙な存在だ。人の身には... もっと見る

この世界には「稀人」という存在がやってくる。稀人はとても奇妙な存在だ。人の身には余る凶悪な怪物を倒してくれるかと思えば、道行く人が盗賊に襲われていても素通りする。人に興味が無いのかと思えば、季節ごとのイベントで子どもたちにプレゼントを配るのを手伝ってくれる。その精神性は実に奇妙で、言葉も通じない。稀人は人々の畏怖の対象になっていた。主人公のアリアはただの村娘だが、稀人の言葉を研究して、彼らの言葉を理解していた。ある日、彼女は稀人の言葉を翻訳する。その内容は信じられないものだった。「この世界は半年後に終わる。人気がなかったんだろうなぁ」そして彼女は、世界の危機と稀人の数の関係に気づき、「魔王」の不在が稀人の数を減らしているのではという推測にたどり着く。ただの村娘にしか過ぎ…続きを読む

　現在認識されている世界は、実は全体の三割にも満たないという。人類未到のまだ見ぬ... もっと見る

　現在認識されている世界は、実は全体の三割にも満たないという。人類未到のまだ見ぬ世界を探して、人々は冒険者となり大海原へ冒険に出ていく。　しかし彼らの旅路は、海に棲む恐ろしい海妖たちに悩まされ困難を極めた。　そんな冒険者たちの頼みの綱は、島国ゆえ海妖たちの恐ろしさが身に染みているキクノス王国が設立した王立海妖対策研究所とそこに所属する海妖対策士。　今日も一隻の船が新大陸到達を目指して旅立つため、研究所に海妖対策士の派遣を依頼する。「金はいくらでも払う。一番優秀な奴を出してくれ」——そんな船長の依頼に応えて送り込まれてきたのは、見るからに頼りない小柄な少女・エンテだった。　チェンジで！と憤る船長のアクイラ、及びこんな子で大丈夫かと心配する船員たち。　しかし小心者ながら負けず嫌いな…続きを読む

ヨーロッパの小国アルデンヌ。かつての女王マリー＝テレーズの記憶を生まれ持つリディ... もっと見る

ヨーロッパの小国アルデンヌ。かつての女王マリー＝テレーズの記憶を生まれ持つリディ・フロベールは、国立国民議会図書館、通称ポンパドーラの職員として働くが、時折、彼女の記憶を巡って不可解な事件に遭遇する。今回は、悲劇の王女アンヌ＝マノン。かつて女王と争い、処刑された美しき従姉妹の存在がリディの前に影法師のように現れる。ワタリガラスが託した、王女の物と思われる金色のペンダントから始まり。上司から意味深に渡される小型メモリ。選挙に暗躍する謎の預言者ゴッドフリート氏。リディに近づく青年ヘクセン・クォーツ。王女が幽閉され、処刑された悪名高き《大鴉の塔》と、王女の亡霊を呼ぶ降霊会。舞台は、騎士団が会合を開く古城へ。そして。「女王マリー＝テレーズを、処刑せよ！」この世ではないど…続きを読む

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とある世界。 人々は魔変種（モンスター）の脅威に晒され、それと戦う宿命を背負わさ... もっと見る

とある世界。 人々は魔変種（モンスター）の脅威に晒され、それと戦う宿命を背負わされていた。 剣や魔法を扱う者たちと並び、召喚士と呼ばれる職業の者たちも数多ある戦闘職の一つとして日夜魔変種と戦いを繰り広げる。 ……だというのに、召喚士ユノはあろうことか魔変種が「愛おしくて」攻撃できないという変人だった。 彼を待っているのは追放か、破滅か、それとも……？ ※2022年12月12日、話数50本目で本編完結。 　2022年12月18日、全56本（55話＋1話）で番外編含め完結しました。 ※第三回HJ小説大賞にチャレンジさせていただき、二次選考突破。令和５年７月24日、最終選考結果は残念ながら落選。 人生初公募で最終選考まで残れたこと、非常に光栄に思います。応援のメッセージをくださった方、本当にありがとうございましたw

　悪役令嬢を演じる侯爵令嬢の話です。...

「賢いヒロイン」中編コンテスト　中間選考突破。自称・美少女高校生のアカリは目覚め... もっと見る

「賢いヒロイン」中編コンテスト　中間選考突破。自称・美少女高校生のアカリは目覚めると異世界にいた。そこには魔法が存在し、和洋の文化が混ざり合った歪で不思議な雰囲気で包まれていた。アカリは地球でも日本でもなく、この世界の住人だったと告げられる。赤子の頃に禁術「就眠儀式」によって18年間の眠りに就かされていたのだ、と。そして女王の後継者候補であるのだ、と。魔法の使えない彼女は夢の中で得た知識や経験だけを頼りに王位継承の闘争へと挑戦していく。その国はかつての大戦で敗北し、様々な負の遺産を背負っていた。果たしてアカリは、国民の支持を集め、女王になることができるのだろうか？国の危機を救うことができるのだろうか？これは、ひとりの少女が挑む、希望と未来のためのファンタジー。

双子あるあるや双子ならではの実体験を、つらつらと書き綴っていきます。双子である作... もっと見る

双子あるあるや双子ならではの実体験を、つらつらと書き綴っていきます。双子である作者の考えや身に起きた事を書いていきますけど、おそらく全ての双子に当てはまるというわけではありません。話半分に読んでください。夕方18時と朝の6時。１日２回更新します。

　ウェスカンタナ大陸にある大国の一つ、グロサルト皇国。その国の東の国境の山に、ア... もっと見る

　ウェスカンタナ大陸にある大国の一つ、グロサルト皇国。その国の東の国境の山に、アルニカという少女が住んでいた。ベンディゲイドブランという老人と二人で暮らしていたアルニカのもとに、突然、この国の第一皇子、フィリベルト・グロサルトがやって来る。彼は、こう言った。「ベンディゲイドブラン殿、あなたのお弟子さんに、私の専属魔法使いになっていただきたいのですが」

【「賢いヒロイン中編」コンテスト応募作品】冒険者ギルドの受付嬢レベッカ。見た目は... もっと見る

【「賢いヒロイン中編」コンテスト応募作品】冒険者ギルドの受付嬢レベッカ。見た目は子どもなドワーフ族の娘レベッカは、ギルドのマスコット的な存在だった。冒険者マニアでちょっぴりワーカホリック気味な彼女は、今日も冒険者のために奮闘する。パーティーを追放されたシーフ、人見知りのアーチャー、世話焼きの女戦士。彼女に寄せられる悩みや相談を、レベッカはギルドで培った知識と発想力で次々解決していく。冒険者ギルドを舞台にした、ほのぼのお仕事小説です。