神様であるコトノハは、今日も言葉の世界を旅する。それを見つめ続けることが自らの使...

真也はある日を境に同じカラスに目を付けられてしまう。最初は変だと思って避けていた...

　フリッツを乗せた列車が辿り着いたのは、見渡す限りの雪原だった。線路の脇には穴が... もっと見る

　フリッツを乗せた列車が辿り着いたのは、見渡す限りの雪原だった。線路の脇には穴が掘られ、その淵には反乱軍の構成員たちが跪いている。　――これから、処刑が始まろうとしていた。　軍人のフリッツが手に掛けることになったのは、よりによって首謀者の女。着飾られた女の朱唇が動く。これがお前の望みなのか、と。※「小説家になろう」「Nolaノベル」にも掲載。

眠れない「ぼく」の目の前に、妖精が現れた。...

作品の舞台はランチ難民という世にも奇妙な都会の街角です。主人公の女性、侑奈が春の... もっと見る

作品の舞台はランチ難民という世にも奇妙な都会の街角です。主人公の女性、侑奈が春のうららかな日和に誘われ出会ったのは、どんぶりからあったかい湯気が感じられるお店でした。心地よい愛の余韻が残る短編小説となります。

再投稿です普通の高校生、風見啓太は恋愛を毛嫌いしていた。父親が母を寝取られて自殺... もっと見る

再投稿です普通の高校生、風見啓太は恋愛を毛嫌いしていた。父親が母を寝取られて自殺したせいだ。だから啓太は幼馴染を無視し続ける。だってこの幼馴染、明らかにNTRれそうだから！！！！実はただただ啓太のことが好きなだけなのに、啓太はそれに気づかない。今日も二人はすれ違い続けるのだった――。

再投稿ですバレンタインの夜、高級店でのディナーを予約していた純一。しかし店の手違... もっと見る

再投稿ですバレンタインの夜、高級店でのディナーを予約していた純一。しかし店の手違いで、予約はできていなかった。プロポーズをする気でいた純一は落胆する。しかし彼女――香澄はちっとも気にせずに、サイゼにいくことを提案する。実はサイゼは二人にとって、特別な場所だったのだ。バレンタインの夜、ちょっとビターで甘々なラブコメ短編。

ある理由から不眠に悩む私。縋る思いで呼んだ『添い寝屋』は、長い黒髪をもつ背の高い... もっと見る

ある理由から不眠に悩む私。縋る思いで呼んだ『添い寝屋』は、長い黒髪をもつ背の高い男だった。（関西弁がおかしかったらすみません）「私の誕生日プレゼント用の黒髪長髪男性を書いてほしい」（https://kakuyomu.jp/user_events/16817330651366461796）に寄せて書きました。

タイトルだけ、有名作品をパロりましたが、内容は全く関係ありません。関係各所から怒... もっと見る

タイトルだけ、有名作品をパロりましたが、内容は全く関係ありません。関係各所から怒られたら、変更します。ごめんなさい。変更する場合は『ノッキン・オン・ヘルスズ・ドア』か『おっさんずヘルス』にします。（また別のところから怒られる予感）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊（R15作品・全４話）橋の上で自殺しようとしてるオッサンを元気づけるために、オッサン二人で仲良く風俗店にいったり、居酒屋で下ネタ言いながら飲んだりするハートウォーミングな話です（たぶん）※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。第一話の挿絵　https://kakuyomu.jp/users/sasa_makoto_2022/news/16817330651749247547「下ネタかぁ」と思って…続きを読む

星を見るために森に出かけた男の子と女の子のお話です。...

今日のお題「軌跡を味わう」の作品。こちらも突貫作業で調べた為、違和感あるかもしれ...

私は幽霊になってしまったみたい。ぷかりと浮かぶ、すけすけの体。何これ。しかも目の... もっと見る

私は幽霊になってしまったみたい。ぷかりと浮かぶ、すけすけの体。何これ。しかも目の前にいないはずの(婚約破棄してきた)男がいるのだもの。絶対にこれは死んでしまったんだわ。まあ、ちょうどいいでしょう。枕元に立っておどかしてやる！！と、思ったはいいけれど――。

アラサーＯＬの紗紀子は自他共に認める「肉食系」。好みは年下で自分の言うことをきく... もっと見る

アラサーＯＬの紗紀子は自他共に認める「肉食系」。好みは年下で自分の言うことをきくタイプ。仕事もソツなくこなし人間関係も良好。友人たちとも仲良く、毎日そこそこ充実しているのも年齢を重ねた経験のおかげだが……。※タイトルはアン・ルイス「女はそれを我慢できない」より。※カクヨムコン７応募のため再公開。手直ししながら投稿更新していきますが、以前のものと大きな変更はありません。

父のために故郷の魚河岸に赴き、写真を取る私。たまたま寄った寿司屋で、ふと思う。ち... もっと見る

父のために故郷の魚河岸に赴き、写真を取る私。たまたま寄った寿司屋で、ふと思う。ちょっとした人情物です。fuusoraさんのお題で遊ぼう！軌跡を味わうhttps://kakuyomu.jp/users/ron115/news/16817330651512121361に参加した作品です。

主人公の矢間田和己はギャルしか愛せないギャル好きのオタクだった。中学のときに学校... もっと見る

主人公の矢間田和己はギャルしか愛せないギャル好きのオタクだった。中学のときに学校一美人ギャルの佐々木樹乃に告白するが振られてしまう。「オタクに優しいギャルなんていないんだ！」と絶望した主人公であったが、幼馴染との勉強中にあることに気が付いた。「そうだ、オタクに優しいギャルがいないのなら、オタクに優しいギャルを作ればいいじゃない！」幼馴染の地味女子、三鈴蓮華をさっそくギャルの恰好に着替えさせると、そこには絶世の美女がいた。しかも幼馴染だからたいていのお願いはなんでもきいてくれる。蓮華は主人公が喜んでくれるので、ギャルの恰好をするのにすっかりはまってしまう。高校に進学した二人に待ち受けていたのはなんと、リア充生活だった。かつて主人公を振ったギャルの佐々木や、クラスのイケてる男子た…続きを読む

「親愛なる姫君へ」「親愛なるオイレへ」帝都を訪れた執事オイレと、彼を送り出したレ...

目が合うだけで嬉しい、そんな気持ち――小学校のときの友だちといっしょに初詣に行く...

人を待っている間に偶然見かけた少女がとてもか輝いていて目が離せなくなる。少しして... もっと見る

人を待っている間に偶然見かけた少女がとてもか輝いていて目が離せなくなる。少しして少年がやってきてその少女と合流しするが、二人ともキラキラしていて目が離せない。しばらく二人眺めているうちに二人が輝いている理由が分かってきて自分も幸せのお裾分けをうけるが、やがてふたりがあらがえない壁にぶちあたる瞬間を目の当たりにすることになる。成人年齢が引き下げられたことで思い出した、昔偶然みかけた少年と少女がほんの短い時間に経験した事を綴ったショートストーリ。

テツくんとカナちゃんは学校で隣の席に座る高校２年生。席替えで隣同士になった頃はあ...

しょぼくれた中年男の俺に、衝撃的な出会いが訪れた。...